DINER ( Web Magazine )

December 2017

ビーントゥーバーのチョコレートショップ紹介。
カカオ色のキャンピングカーで販売する「カカオ研究所」

category / Interview
( 2015/02/05 )

カカオ研究所

「BEAN to BAR(ビーントゥーバー)」チョコレート特集に合わせて、まだ日本では数少ないビーントゥーバーのショップをご紹介します。福岡県にある「カカオ研究所」は、2014年12月にオープンしたビーントゥーバー工房。カカオの実の色をイメージしてデザインされた、木製のキャンピングカーでチョコレートをつくり、販売しています。お店の中は、濃厚なカカオドリンクが流れる蛇口や試験管に入ったカカオ豆など、その名の通り「研究所」らしい遊び心が満載。お店の特徴について、お話を聞きました。

カカオ研究所

――なぜ、「ビーントゥーバー」のスタイルを取り入れようと思ったのでしょうか?

カカオ研究所は、九州で初めての「ビーントゥーバー」の工房です。カカオの奥深さに惚れ込み、「研究していく場所」としてお店をオープンしました。赤道周辺の熱帯地域で栽培されているカカオは、現在は主にヨーロッパなどに運ばれ加工されています。ヨーロッパで作られたクーベルチュールを加工して、チョコレートを作る技術は日本でも発展していますが、豆から加工する技術は、まだまだ未知の領域。「ビーントゥーバー」が日本でも浸透していけば、品質の高い豆がどんどん輸入され、各地域にあった技術や加工が進んでいくでしょう。それがとても楽しみです。

カカオ研究所

――「カカオ研究所」のチョコレートには、どのような特徴がありますか?

豆から焙煎して作る「ビーントゥーバー」スタイルを基本とし、カカオ本来の味を損なわないために、基本的に無添加で製造しています。また、「ビーントゥーバー」から一歩進んだ「シングルオリジン」の商品にも力を入れています。カカオ豆の産地ごとに違いを楽しめるよう、選び抜いた2産地と、毎月新しいカカオが楽しめる月替わり1産地の、常時3種類をご用意しています。そのほか周辺地域の素材をできるだけ取り入れた、新鮮な味の提供も特徴です。各地域の豆を使って、日本や九州、あるいは福岡・飯塚の地域の特色を取り入れた店作りと商品作りを行っていきます。

カカオ研究所

――チョコレートをどのように楽しんでいただきたいですか?

ご自宅では、コーヒーや紅茶、洋酒やワインなどと合わせていただくと、おいしく食べられます。カカオ研究所オリジナルのテイスティングシートをご用意しているので、カカオの違いを感じながら、どんな飲み物と合うかなど食べ比べてみてください。カカオ研究所では、その名の通り、チョコレート、そしてカカオの奥深い世界をお客さまと一緒に探求していきたいと思っています。

カカオ研究所


カカオ研究所
福岡県飯塚市東徳前17-79

移動販売も可能な、ビーントゥーバーの専門ショップ。バレンタイン時期の店頭商品として、果物や野菜とチョコレートの組み合わせが楽しめる「カカオディップ」が発売予定。博多あまおう(いちご)とトマトから選べます。

公式サイト
http://cacaoken.com/

公式オンラインショップ
http://cacaoken-store.com/

( about DINER )

「どこで、だれと、なにを食べようか?」

DINERは「食事の時間」をテーマにしたウェブマガジンです。2014年春、Food & Design Postというニュースサイトとしてスタート。2016年春のリニューアルを経て、現在は東京の飲食店取材を中心に活動しています。2017年春には、ノンアルコール飲料ブランド「SHE LAUGHS」も始めました。