DINER ( Web Magazine )

December 2017

再燃、クラフトビールブーム!
ビールカルチャーを追う前の基礎知識

category / News
( 2014/03/25 )

クラフトビールブームアメリカのクラフトビール、ブルームーン

昨年よりジワジワと再燃しつつある、クラフトビールブーム。
スコットランドからは「俺たちの唯一の望みは世界レベルのクラフトビールを造ること」という、最もパンクなクラフトビア、ブリュードッグのオフィシャルバーが六本木に初上陸。アメリカからは「ビールはアートだ」と掲げるブルームーンが、4月に期間限定バルを渋谷246COMMONにオープン予定とのこと。

クラフトビールというと、職人的だったり男性的なイメージが日本ではまだ強く、新しいフィールドへのアプローチは始まったばかり。コーヒーカルチャーのように、このムーブメントが女性や若い世代へと伝播していくことを願い、その瞬間を見届けたいと思います。

カルチャーを追う前に、クラフトビール初心者のF&DP編集部はそもそもクラフトビールって何?というところから学ぶことにしました。「世界各地のクラフトビール醸造所を巡りたい……」と希望を胸に、日本は神奈川県生麦駅に降り立ち、キリンビールさんのビールづくり体験へ。そこで学んだ、クラフトビールの基礎知識について少しだけお伝えします。

―クラフトビールとは?
いわゆる地ビールのことで、小規模ビール会社が生産するビールのこと。ご存じの通り、酒税法によりビールは家庭でつくることも、販売することもできません。
ビールづくり体験では、小さな寸胴鍋を使ってビールをつくります。こちらも地ビールと認識されていて、自分で作った味が忘れられず、リピーターになる方もいらっしゃるとのこと。

―クラフトビールづくりとは何か?
地道な温度管理のたまものでした。
細かな過程と、理解しがたい物理学の内容は省きますが、「麦芽のデンプンが糖になり、その糖をビール酵母が食べて、アルコールと炭酸に分解されてビールができる」というところまでは分かりました。

クラフトビールブームビールの原料となる麦芽

つくり方としては、原料となる麦芽をお湯に入れて、指示書に従い1度単位で管理し温度を上げていきます。なぜなら、ビール酵母の働きが温度によって左右され、その働き具合が味の違いになるからです。1日かけて「ビールのもと」くらいまで作りました。その後何週間も、別の工程で徹底管理をしていくとのこと。

クラフトビールブーム1日かけてつくった「ビールのもと」

―終わりに
体験して感じたことは「ビールづくりって、物理学!」。さらに根気と正確さと体力が必要で、そう簡単には参入できなそう。でも、そんな過程を経てつくられるビールに、ますます興味を持つことができました。「俺たちの唯一の望みは……」なんていうちょっといかついお兄さんたちも、本当は繊細な人たちなのかも。
ビール大好き編集部はこの基礎知識をもって、今後もクラフトビールカルチャーを追っていきます。

ブルームーン
http://bluemoonbrewing.jp/

ブリュードッグ六本木
http://www.brewdogbar.jp/

( about DINER )

「どこで、だれと、なにを食べようか?」

DINERは「食事の時間」をテーマにしたウェブマガジンです。2014年春、Food & Design Postというニュースサイトとしてスタート。2016年春のリニューアルを経て、現在は東京の飲食店取材を中心に活動しています。2017年春には、ノンアルコール飲料ブランド「SHE LAUGHS」も始めました。