DINER ( Web Magazine )

December 2017

小さなお店を出したい人におすすめの映画。
よしもとばなな原作『海のふた』

category / News
( 2015/06/26 )

海のふた

「将来、お店を出したいな」「こだわりのメニューを、誰かに喜んでもらえるような小さなお店を」なんて、ふんわり考えている人に見てほしい映画が公開されるので、紹介します。

海のふた

7/18(土)公開のよしもとばなな原作『海のふた』は、東京から西伊豆の小さな港町に戻り、一人でかき氷屋をオープンする女の子、まりの話。菊池亜希子さん演じるまりが、お店づくり、かき氷づくりに奮闘しながら、実家に預けられたはじめちゃんと出会い、過ごしたひと夏を静かに描いています。

海のふた

自分の足で店舗を探し、ひとりぼっちのDIYで店をオープンするまり。家の庭で、のこぎりを持って椅子を作り、壁はきれいな水色のペンキで塗ります。好意でいただいた5円玉をつなげた船のオブジェに、やや作り笑いをしながらも、きちんとお店のディスプレイとして置いている姿に、とても温かな気持ちになりました。

海のふた

やっとオープンしたお店は、シロップは糖蜜とみかん水だけという、こだわりのかき氷屋さん。「いちごがいい」と泣く小さな女の子のお客さんに戸惑いながらも、自分がいいと思うものだけをと、こだわりのメニューでまりは頑張ります。糖蜜は、さとうきびをポキッと折ってグツグツ煮るところから描かれていますが、監修は鎌倉のかき氷店「埜庵」の石附浩太郎さんです。ふんわり丸いかき氷は、とてもおいしそう。「海を見ながら、こんなかき氷を食べられるところに行きたいな」と、小さくて楽しい夏の計画が生まれそうです。

海のふた

原作を読んでいない方は、映画を見て、その後に夏休みの課題図書として文庫を読むのはいかがでしょう。静かな海と、かき氷。何だかちょっと、素敵な夏になりそうな気がしませんか?


『海のふた』

7月18日(土)より新宿武蔵野館ほか全国ロードショー
配給・宣伝:ファントム・フィルム
©2015 よしもとばなな/『海のふた』製作委員会

公式サイト
http://uminofuta.com/

( about DINER )

「どこで、だれと、なにを食べようか?」

DINERは「食事の時間」をテーマにしたウェブマガジンです。2014年春、Food & Design Postというニュースサイトとしてスタート。2016年春のリニューアルを経て、現在は東京の飲食店取材を中心に活動しています。2017年春には、ノンアルコール飲料ブランド「SHE LAUGHS」も始めました。