DINER ( Web Magazine )

September 2017

桜上水メガネコーヒーの手作りハムサンドと、
つい2杯目も飲みたくなってしまうコーヒー

category / Shops
( 2016/02/25 )

コーヒーとサンドイッチとお菓子のお店、メガネコーヒー。
2015年の夏、京王線の桜上水駅近くにオープンしたお店です。
オーナーはメガネをかけた、竹日渉さん。
「せっかく発酵させたパン生地を、全部床にぶちまけてしまい……」
そんなFacebookのタイムラインにふと穏やかな気持ちになりながら、
日替わりの温度差に翻弄される2016年2月の昼下がり、
ちょっと気持ちを休めにやってきました。

竹日渉さん竹日渉さん 製菓学校を卒業し、バリスタとして15年。「そろそろ独立を」とオープン半年前に一念発起。決意からスピーディーに店舗をオープン。フレンチプレスで淹れるコーヒーと、自家製パンのサンドイッチ、焼き菓子などのフードを提供している。

メガネコーヒー

自然と距離が近くなる、奥行きのあるカウンター

「あれ、来ていたの?」
メガネマークが描かれたガラス戸を開けて席に座ると
カウンターに座る友達同士の声が聞こえてきました。

「こんにちは、お待ちしていました」
と、迎えてくれたのはオーナーの竹日さん。
おすすめのサンドイッチとコーヒーをお願いしながら店内を見渡します。
海の色を思わせるようなブルーの壁と、木材を使った天井。
そして、開放感あふれる白いカウンター。

両手をぐっと伸ばして、ゴロンと頭を預けても、
余裕なほど広々としたカウンター席では、
自然と明るい会話が生まれています。
そんな会話を背景に一人で居ても不思議と心地よい。
竹日さんを中心に店全体が自然体で動いているような、
風通しのよい空間です。

店舗空間を担当したのは、ケアフルプラスという内装会社さん。
デザイナーを通さずに、直接相談しながら作り上げたそうです。

メガネコーヒー

触っただけでもおいしい、手作り食パンサンド

「今朝焼いたパンでつくっているんですよ」と、
竹日さんが運んできてくれたのは、おすすめのハムサンド。
パンはもちろん、中に挟んだハムまで手作りです。

パンに触れると、あれ!?
白くすっぴんなパンはしっとりとなめらか。
きめ細やかな触感に指先がもう「おいしい!」と言っています。
こんな気持ちは、初めて(本当です)。

たまらず口にほうばります。
ちょっと甘めのパンに、ハムの塩気がちょうどいい。
ごくごく飲みこむように、一気に平らげてしまいました。

焼きたてですが、生まれたてのように繊細なパン。
ハムサンドのほかにも、スパイスが効いたタマゴサンドや
小倉トーストも人気のようです。

メガネコーヒー

2杯目は半額以下。フレンチプレスの本格コーヒー

パンと一緒にいただくのはもちろん、
バリスタとして一流のキャリアを積む竹日さんのコーヒー。
立ち上げにも携わった目黒のSWITCH COFFEE TOKYOから仕入れた豆を
フレンチプレスで抽出し、一杯ずつ丁寧に注ぎます。

さわやかな酸味と、どっしりと香り高い風味。
やはり専門店のコーヒーです。
そして、何とうれしいことに2杯目は半額以下の220円。
つい、長居をしてしまいそうです。


丁寧に淹れるコーヒーと手作りサンドイッチ。
どちらも自家製で、ここまで本格派なお店には、
なかなか出会えないかもしれないなあとぼんやり考えながら、
カウンターのお客さんを会釈で先に見送りました。

いつのまにか時間は過ぎ、外は夕暮れの薄いオレンジ色に。
桜上水という知らない住宅街が
ちょっと身近になったような気がしています。

メガネコーヒー

場所 東京都杉並区下高井戸3-3-3
営業時間 平日12:00~20:00、土日祝12:00~18:30 ※営業時間は変更となる場合があります
定休日 不定休
公式サイト http://megane-coffee.com

( about DINER )

「どこで、だれと、なにを食べようか?」

DINERは「食事の時間」をテーマにしたウェブマガジンです。2014年春、Food & Design Postというニュースサイトとしてスタート。2016年春のリニューアルを経て、現在は東京の飲食店取材を中心に活動しています。2017年春には、ノンアルコール飲料ブランド「SHE LAUGHS」も始めました。